フジロック2017(11)三日目夜(完結)

 

LORDE待ちの人々。

少し雨が止んだでしょうか。圧倒的表現力と果てしないマンパワー。前回は数年前に初登場でレッドマーキーでした。今回はビョークのトリ前。それも納得なくらい、演奏にどんどんのみこまれていきました。凄すぎるハタチのカリスマ。いろんなアーチストがベストアクトだったって言っていました、

 

 

 

先ほどの写真とほぼ同じ位置です。人がどれだけいるかわかるでしょうか。ビョーク前。

 

そして、ビョークはもう宇宙一なのでした。

ビョークが生で目の前で歌っている。同時代に存在してくれているだけでもありがたいのに。

ピクリとも動かずに、みんなが見ていたのが印象的でした。それくらい圧倒的でした。

 

ビョークの歌を聞いたからなのか、その後に水曜日のカンパネラのコムアイちゃんの美しさを間近で浴びたからなのか、なぜか三日目にして一番元気になってしまって、最後苗場食堂のヤシノキフラミンゴ(ことネバーヤングビーチ)を最後までみて、私の踊って幸せなフジロックは終了しました。最後、なんであんなに元気になったのかはよくわかりません。今年は雨の三日間で、一番歩いたし疲れも出てもおかしくないはずだったのに、なんだか不思議な夜でした。ちなみに帰ってからも全く疲れが出ずに今年のフジロックは過ごせました。完璧。

 

 

以上極私的フジロックレポート終わります。長々と皆さんお付き合いくださってありがとうございました!

もはや狂気の沙汰、でも他の方法では得られないものがあること知っていてくださる方たちよ。

たくさんの方が見てくださり、とても励みになりました。いつもありがとうございます。

 

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フジロック2017 - -
フジロック2017(10)三日目夕方

ホワイトステージのレキシ、たくさんの人でした。こちらも入場規制がかかっていた様子です。

(ちなみにホワイトステージは向かって左側の前の方が空いていてオススメです。)

 

5年前、スマッシュの運営に出演を懇願するも「コミカルすぎる」という理由で断られたそうで(イケチャン曰く)、それから5年。演奏の確かさも、面白さも楽しさも、コミカルを制限しちゃうなんて勿体無いということなんでしょうか。ものすごい盛り上がりでした。何より何度かウルウルしていたなあ。イケチャン、嬉しかっただろうなあ。諦めなくてよかったね。みんなで踊って歌って楽しい60分でした。

 

 

今回も結局毎日お世話になったコーヒー屋さんに、レキシ終わりに寄り、のんびり。

ホワイトのbonobo。

かっこよかったなあ。。音も良かったなあ。縦ノリロックも好きだけど、ダンスミュージックも好きです。

数年前のスクリレックスや、ディスクロージャーもかっこよかったけど、bonoboやっぱり素敵でした。

 

 

もしかしたら共演があるかも?と思っていたbonoboとrhyeでしたが、今回はありませんでした。日にちがかぶりませんでしたね。

 

そしてグリーンステージに戻ってLORDEを待ちます。

この時はまだ気持ちがのんびりしていました。その後にあそこまで釘付けされるなんて思っていませんでした。

 

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フジロック2017 - -
フジロック2017(9)三日目朝から昼間

 

フジロックレポートも三日目になりました。みなさま、まだ続けていて大丈夫でしょうか。

 

今年は、雨のフジロックでした。役に立った3種の神器。野鳥の会の長靴と、ポンチョ。あとは Helinox(ヘリノックス)の小さくたためる椅子でした。この写真だけでも前に3人同じ椅子の人がいますが、大きさの違いはあれ、かなり持っている人が多かったです。何より軽いこと、たたみやすくなっていること、長時間座っても疲れないことがポイントでした。多少の雨なら、椅子に座ってお腹の前にリュックをおき、ポンチョを椅子ごと包んでじっとして眠れるくらいです(そんなことは普段の生活ではないけれど)もし寒い時は、ゴアテックスのズボンを履けば十分だと思います。もし、今後行かれる方(いるかな?)がいらしたら、オススメです。ポンチョがもうちょっと進化してくるといいなと思います。

 

最終日。フジロックの朝はまた奥のフィールドオブヘブンのロータスカフェまで歩き、コーヒーを飲んで一日の予定を決めます。ゆっくり歩くと、入り口から1時間くらいでしょうか。

その後ゆっくり戻り、入り口近くのレッドマーキーへ。お友達はゴッチを見に行きました。私はDYGL(デイグロー)のステージへ。

 

 

前に見たライブは、とてもクールな印象だったけれど、この時のステージは情熱的で、楽しそうで、未来を感じるようでした。世を憂うのがロックらしいのかもしれないけれど、それだけじゃないものもきっとあると思うから。

 

そのままレッドマーキーでマギーロジャーズを聞き、ホワイトのレキシへ。池ちゃん頑張って!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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フジロック2017 - -
フジロック2017(8)二日目夜に

 

オザケンのステージが終わり、奥のフィールドオブヘブンへ向かう途中の道が封鎖されていました。くるりのステージがもうすぐはじまるところでの入場制限。雨も強くなり、人はどんどん詰まってきます。

 

比較的早めの移動を今までずっとしてきました。いよいよこんな時もあるかと思ってはいましたが、フジロックでは私にとっては初めて入場制限。この日は本当に人が多かったし、諦めることももちろん必要な時もあります。くるりも素晴らしいステージだったと聞いています。またいつか、どこかで聴きたいな。

 

もう一つの場所で真夜中に行われたオザケンステージや、モンドグロッソで満島ひかりちゃんも歌ったステージはみられませんでしたが、それでもなんだか美しい一日でした。くるりはみられませんでしたけれども。

 

 

くるりのステージの最後から二番目はロックンロール、最後はHOW TO GOだったそうです。

 

三日目へ続きます。

 

 

 

 

 

フジロック2017 - -
フジロック2017(7)二日目夕方の特別

7月29日土曜日は、小山田圭吾さんとと小沢健二さんが別々のステージで出演するタイムテーブルが発表されていました。二人のユニットだったフリッパーズギターはタイムリーだった訳ではないけれど、その後別々に個人で活動していた二人の音楽を青春時代にたくさん聞いてきました。

 

 

どちらを見るか迷いましたが、やっぱりホワイトに向かいました。オザケンのライブを待つ時間。ドキドキの写真です。ずいぶん早いうちから入場規制がかかっていたようです。

 

どうしてフジロックに出ることにしたんだろう。どうして今だったんだろうなとずっと考えながら待っていました。

スチャダラパーも出てきて「ブギーバック」ではじまったステージ。

モニターには歌詞のみ。高揚感と、多幸感が満ち溢れるナンバーが続いて演奏され、みんな大合唱をしていました。アレンジはシンプルで力強い。

 

あたらしい歌がとても素敵でした。飛行する君と僕のために。

 

「フクロウの声が聞こえる」という曲に関して、「今までの僕のいろんなこととこれからの僕のことがいっぱい詰まっていて、すごく最高の録音になった」と言っていました。そしてハロウィンの頃には絵本が出るそうですよ。

 

セットリスト


今夜はブギーバック
ぼくらが旅に出る理由
飛行する君と僕のために
ラブリー
シナモン(都市と家庭)
東京恋愛専科
さよならなんて云えないよ
強い気持ち・強い愛
流動体について
MC
愛し愛されて生きるのさ
フクロウの声が聞こえる

 

愛らしくて、自由な人。

いろんな想像や憶測はあっても結局はその場で起こってることが全て。

起こったこと以外の、もしもはないから。

だから今そこにある事実を楽しめる自分でいたいなと思います。

 

 

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フジロック2017 - -
フジロック2017(6)二日目夕方

楽しみにしていたネバヤンのステージ。

すでに人気のある彼らです。レッドマーキーはギュウギュウでした。ずいぶん早くから埋まっていたように思います。

20代の彼らの音楽からは、細野さんや、ビーチボーイズをちょっと感じます。音楽はどんどんいろんな影響を与えあってまた新しいものが生まれていくんでしょう。等身大の喜びや悲しみ、焦燥も退屈も。彼らの日常が全部詰まっていて、ライブはそんな喜びが爆発していました。歌が好き。音楽が好き。でも改めてそれを思い出させてくれるそんなライブでした。

 

 

下に貼った最新作のSURELYは鎌倉のビーチで撮ったそうです。監督はカメラの奥山由之さん。

 

 

実は日曜日にも彼らのライブを聞けましたがそれはまた日曜日の時に。

 

ネバヤンの後は、THE LEMON TWGS.

 

コロコロと楽器をチェンジしながら無邪気に演奏するダダリオ兄弟。かっこよくて楽しいステージでした。

 

さあ。いよいよ夜に突入です。

 

 

 

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フジロック2017 - -
フジロック2017(5)二日目昼間

 

二日目も雨のフジロック。一日目を終えたばかりなのに、随分長くなってきましたが大丈夫でしょうか。

 

29日の土曜日は、一番初めに売り切れが発表されたくらい混雑が予想されていました。

 

11時半から、レッドマーキーのthe fin.を聴きにいき一日が始まりました。

 

ボーカルの声がとても美しかったのが印象にあります。ノスタルジックで、ドリーミー。

日本人のバンド、本当にいろんな方達が出てきていますね。

 

終わってから、フィールドオブヘブンまで行き、KYOTO JAZZ SEZTETを聴きながら、その奥にあるオレンジカフェへ。鎌倉のお店が今回出店されていたので、応援も兼ねて。

 

 

ハンバーガーとても美味しかったです。本格派。

 

お昼を終え、ホワイトステージまで戻ってきたらものすごい人です。

 

 

ステージは左側にあるのですが、小さい点は人です。結構みっちり。

PUNPEEのステージにはたくさんの方が集まっていました。

ヒップホップのことは私、本当に詳しくなくて、すみません。それでもとても盛り上がっていたホワイト。

しっかり楽しみつつ。横目で見つつ、踊りつつまたレッドまで移動です。移動が多いこの日も。

 

グリーンで、迫力のCoccoを聞いて。

 

楽しみにしていたnever young beachを見にレッドマーキーへ移動します。

 

 

 

 

 

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フジロック2017 - -
フジロック2017(4)一日目夜

今回いくつか楽しみにしていたステージがあったのですが、一番大きいグリーンステージでトリ前に行われたTHE XXのライブ。

ロマンティックで、美しくて、気持ちが溢れて、ラブリーで。どの曲も素晴らしかったです。音がとても素晴らしかった。

感動したステージの一つでした。

 

 

そして、大移動。一番奥のフィールドオブヘブンまで移動して、RHYEを見に行きました。

一日目にこれだけ夜に移動するのは実は冒険で、とっくに雨は降っているしどうしようかと悩んだのですが、もうせっかくだものとえいっと足を運んでよかった。とても美しい歌声でした。最初音源を聞いた時は女性だと思っていました。うっとりものすごく素敵だけど、まったり雨の中座って聞いていたら、このまま寝てしまう。。それじゃダメ。でも今回は椅子が大活躍でした。

 

 

最後はやっぱりゴリラズを。グリーンまで戻ってしっかりと。

デーモンはとても嬉しそうでした。

 

 

 

 

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フジロック2017 - -
フジロック2017(3)一日目後半と90年代の考察

 

こんばんは。フジロックレポート一日目続きます。

コーヒーを淹れて、準備万端、音楽をかけながら書いています。

 

今回、フジロックにくる少し前からSpotifyの素晴らしさに改めて感動していました。今のBGMはSpotifyのFUJI ROCK FESTIVAL'17というプレイリストのシャッフルです。(まだ無料バージョンで聴いているので曲の選択はできないけど)行く前からずっと聞いていました。フジにはたくさんのアーティストが出るので、もちろん全員は知りません。でも流してでも聞いていると「あ、これ素敵」と思ったらそれをチェックできるんですものね。無料でも知らなかった音楽が聴けて、楽しめる面白い時代だなと思います。

90年代半は、「CDショップ」と呼ばれる業態が全国的に一般化した時代でした。タワー・レコードはその世代の近代美術館みたいなものだったのかもしれません。新しい音楽を発見する喜びに夢中になっていました。そして、多分今の新しい時代の音楽を作っている人たちはネットで音楽を聞いてきた時代の人たちです。垣根も、ジャンルも、何もなくて制限さえない、そんな時代。そしてカセットテープやレコードもまた見直されている時代。こうあるべきがもうない、新しい時代に突入しているみたいです。

 

 

さて、会場に戻ります。写真は、オウガの少し前まだ唯一お天気でちょっとお天気だった頃の貴重な写真。この後川に長靴をつけて遊ぶ余裕がまだありました。結局ずっと長靴だった3日間でした。まだまだ、のんびりのお昼すぎでした。

 

さて、会場をゆっくり散歩し、夕方のレッドマーキー。スチャダラパーへ向かいます。

スチャを聞いていたのは、大学生の時。サマージャム95ですものね。 CD「5th wheel 2 the coach」よく聞きました。もう20年以上前なんですよね。すぐ最近な気がするのに。会場にはサマージャム95を知らない世代もたくさんいるんです。でも大合唱でした。「夏のせい」って言いたいんでしょってboseくん、そうですよねやっぱり。そして「小沢健二は出ません、まだ越後湯沢にもいません」とボーズくん。でもちゃんと、ブギーバックももちろんやってくれてみんなで大合唱でした。ノーベルやんちゃde賞もコロコロなるままもやりましたよ。

 

 

さあ。このあとは、このフジロックで一番楽しみにしていたライブへ。

夜は本当にたくさん歩きました。一日目でこんなに歩いて大丈夫かなって思うくらいに。

 

 

 

 

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フジロック2017 - -
フジロック2017(2)一日目

 

フジロックの朝は、お宿の朝ごはんから始まります。おいしい朝ごはんおいしい。

お米が美味しい。お水も美味しい場所ですから。

 

 

そして、朝はいつも奥にあるFIELD OF HEAVENでコーヒーを飲みながら一日の予定を決めます。

今年も来られて嬉しいな。

 

そうそう。鎌倉の大好きなご家族に遭遇して、うれしかったです。あんなに人がたくさんいる中で、ばったりって本当に楽しい。

 

ここ数年、明らかに新しい音楽の流れがあるなあと思います。日本のシーンで。

20代、30代前半あたりの人たち。明らかに違う。

フジに来る前、ある人とそんな話をしていました。若い世代のその音に。その人だって私より10歳くらい若いのですが、その現象はドキドキするなんだか元気になることで、負けていられないなっていう話になったんですよね。もちろん応援したい。繋ぐ世代として、私たちはあるのかもしれない。

 

午前中はyogee new wavesや、OGRE YOU ASSHOLEの日本の新しい人たちのライブをヘブンでみました。

 

 

雨の中のオウガ。あんなに土砂降りの中で前の方で見ることは滅多にないのだけれど。素晴らしかったです。周りもほとんど人は減らず、雨はどんどん激しくなって幻想的でさえありました。一日目はまだまだ続きますが今日はこのくらい。

 

 

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