コーヒー茶会

 

先日の春の終わりのある日に伺ったコーヒー茶会のこと。

 

オカズデザインさんと、コーヒーカジタさんのご夫婦がそれぞれお菓子とお料理を漂うお皿を交互に出し、

最後にコーヒーを美味しくいただくための時間でした。

 

コーヒーカジタさんには一度名古屋のお店にお邪魔したことがあって、

その時に頂いたケーキが衝撃的に優しくて美味しかったのを覚えています。コーヒーはとろりとあまく、穏やかで飾らないお人柄と、大人気店で待っているのにもかかわらずお客様ものんびりくつろいでいる感じがして、一体このお店にはどんな魔法がかかっているのかと不思議に思ったものです。同じものをずっと、繰り返しバージョンアップして作られる奥様と、旦那様の焙煎されるコーヒー。

 

オカズデザインさんのイベントがあるたびにその展示に合わせてコーヒーをブレンドしているそうですが、その注文がとても曖昧というか、簡単で具体的ではないのだけれど、色や、イメージが映像で浮かんできて、それを作っているとおっしゃっていました。

それぞれが深いところまで潜り、ある場所で出会っているのかもしれませんね。

 

6種のお皿も、幻のように重なり合い、美しく、儚くて。

 

 

最初はケークサレ。お月様みたいなのは、ピスタチオのソース、下に黒く見えるのはゼンマイ。蒜山の森の灰でアク抜きしされたそうで、重層などない昔は、そうやっていたのだそうです。漆黒のそれはサレにも入っています。自家製のベーコンと、オリーブ、カナダのご友人から届いたチーズが入っています。

 

 

チーズケーキは、どうしてこの形が保たれているのかわからないくらいホワホワ。

中に白く見えるのは、カマンベールチーズのクリームだそうです。

 

いちごのスープ。

中にあるのは自家製フロマージュブランにいちごが練りこんであるもの。

濃厚で、爽やかで一度そのものをいっぱい頂いた感じです。

 

 

衝撃のお皿。これはフレンチトーストです。

浸されているのは、みかんの果汁と蜂蜜なのだそう。

黒糖のパンと、バターと、食べたことないもっちり感だけれど、どこか懐かしい。

口に入れると溶けてしまいました。

 

 

ショートケーキ。いちごの。

スミレの花の砂糖漬けなんて、少女漫画の世界。

そして、味は大人っぽいしっとりと軽い。

 

 

ゴブレットに入っていたのは、白ワインのゼリーと、ヨモギのパンナコッタ。

かすかに遠くで、そして確かにある幸福。

 

コーヒーのお点前の間も楽しいお話で、くつろぐ。

初夏の美しい日に。

 

素晴らしい一日でした。

 

 

 

 

 

 

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