さっぱりとした月
2日くらい、ホームページのサーバーの調子がおかしかったみたいです。もう直ったみたい。こういうこともあるんですね。CDコンポもなぜか調子が悪く、掃除機も、テレビもおかしくて(これはプラグが外れてただけ)。のんびりアナログな生活を楽しんでみました。ほうきを使ったり、雑巾で床をみがいたり、はなうたをうたったり、パソコンをあまりみない日にしてみたり。

ここ何日かのこと。

神山さんから、このブログを読んでくださった方が花展を見に来てくれたよと(私とはまったく面識が無く、たまたまネットでこのブログを見られた方だそう)きいたことはとても嬉しかったです。まだお会いしたことのない方が、ふらりとここをのぞいてくださり、なにかの行動のきっかけになるなんて。友達がkapitalにいったよってメールをくれたり。小さなそういうことが、本当に嬉しく思うのです。見てくださっているみなさん、ほんとうにありがとうございます。

ボイストレーニングの先生、高城信江さんが、大船でのレッスンを増やされるそうなので、そのお知らせ。メインは西荻窪で教えていらっしゃるので、ずっとここに書くのを控えていたのです。体って楽器なんだなあって思う。http://d.hatena.ne.jp/Le-noir/

このあいだ、お土産でいただいたマルイチベーグルとっても美味しかったなあ。衝撃の味でした。

なあやさん家に打ち合わせにいって、そのあとずっと帰ってきてからもあることについてくるくる考えていたり。
お世話になったお店fuu(実質3ヶ月だったけど、とても楽しい日々だったなあ。ロルフィングのトレーニング中のことでした)のさよなら会に一瞬参加したり。そんな数日でした。

夜帰ってくるときに、八幡宮の中を通って帰る途中でみた、今日の月も綺麗だったなあ。さっぱりして見えたのは気のせい?







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一瞬の
夕方みた満月は、それは綺麗でした。一瞬ごとに姿をかえて、雲がかかっては美しい色を反射させる。風は強く、あっという間に雲が流れていきます。

最近、「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」(新潮文庫)を繰り返し読んでいます。だいぶ昔のもので(村上春樹さんが、「ねじまき鳥クロニクル」を書き終えたころに出されたもので、文庫も平成11年に発行されたもの)、何度も読んでいるはずなのに、コミットメント(人と人との関わり合い)のことが胸にしみます。わかっているつもりになっていることはあまりに多く、わかったかなと思った瞬間に逃げてしまう。
だから、ねじまき鳥をなんども読んじゃうんだなとか、河合先生はもういらっしゃないんだなとか思いながら、淡々と読む。癒される本みたい、私にとっては。

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)の続編、花散らしの雨 みをつくし料理帖 (文庫)は、美しい文章でさらりと気軽に読めるものがたり。食べ物がでてくる小説で、どれも本当に美味しそうなのです。主に女子に人気のようす。

この間中華街で買った蒸篭が大活躍で、いろいろ野菜を蒸しては、オリーブオイルと塩で食べるというのが流行中です。今日はタマネギと、里芋。豆腐とか、トマトとかもやろう。暖かいものが嬉しい時期ですね。





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この月の月
昨日の月も綺麗でしたね。何十にも光の輪っかあるみたいでした。

月をみてたら思い出したよって、メールをくれた友達や。綺麗な月だねって報告をくれた友達。月はひとつだから(あたりまえだけど)、同じものをみんなで見てるって、面白いことです。違う場所で、いろんな場面で。

ほんとうにご縁て不思議です。嬉しいことだなあ。はじめましてのセッションは、楽しいけれど、受けられる方はきっと緊張していらっしゃると思うのです。どんな風にお伝えしたらその方にとっていいのかは、体に聞かないとわからないことが多い。できるだけニュートラルな状態に(自分を)もっていようと思う日々です。

ごちそうになったお食事があまりに美味しくて、幸せ。お野菜は優しく、お肉は柔らかく煮込まれてあり、ご飯はもう甘くて一粒一粒が立っていて、ぬかずけは香ばしく、はんぺんはほわほわで。かわいいわんちゃんに癒されて犬欲もみたされて帰ってきました。



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旅したつもり
友達が旅をしてきた話を聞くと、もう自分が行った気になるくらい、わくわくします。帰ってきて、さっぱり良い顔になっているのをみるとまた格別です。
昨日は屋久島にいった友達が、写真をみせてくれました。もののけ姫の世界。しし神さまのいたような水辺や、山の形。巨神兵みたいな岩。岩の間のほこら。美しい空と、大きな木。やわらかい雨。

ハワイもまだいったことがありませんが、まわりに行っている人が多く、そのお話をきいてはその緑の濃さ、海の美しさ、空気の感じに思いを馳せます。ベトナムの、アジア独特のあの空気の感じとキッチュな可愛らしさ、タイののんびりした美しさ、スペインの写真も素敵だったな。バルのおつまみが本当に美味しそうだった。トルコにいった友達の写真の空の青と、建物の白さが映画の一シーンのような美しさ。日本にもまだまだ行った事の無い場所がある。

そして、今住んでいる鎌倉もまた素敵な街です。駅の改札をでて空気を吸い込むと、いい場所だなって思います。いつも。
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おたのしみ
明日から3日間、ロルフィングのワークショップへ行ってきます。
みっちり3日間。この年になって、こんなに勉強が楽しいなんて。しかも内容はマニアック。
ロルフィングの施術は、もちろんワークするのも好きですが、やってもらうのも大好きです。おそらくみっちりワークし合うともうので、癒されてきます。もちろん勉強してきます!
期間中、お問い合わせ等へのご返信が遅くなることもあるかと思います。ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。
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まるで羊水のなかにいるような
3日間のワークショップは、朝から夕方までがほんとうにあっという間で、充実した楽しい時間でした。勉強するのが楽しいって、幸せなことだな。細胞がぷちぷち喜んでいるようでした。なぜか、内容を勘違いしていた私。いいのです。まったく問題なし。
場の空気というのは、安全で安心であるとそれだけでそこにいる人たちを和ませると思う。学ぶ場の空間がそうであると、より理解も深まる。

手のひらを通じて体の中の細胞や骨や筋肉や血管や。。その存在をはっきりと感じて、一緒にそこにいるということの大切さとか。存在をしってもらった組織は、生き生きと動きだし、その動きを止めないように、それにそって少しついていったり、もしくは手離しそれを見守ったりとか。

うーん、うまくことばにできないな。日々のロルフィングのワークに生かしていけたらいいなと思います。

ワークショップを終えて帰ってきて、仲間のブログを読んだら、それぞれみんな日々しているつみかさねのことを書いていて面白かったです。私も怠けていられないなあ。
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欅並木を
ワークショップに参加した日の初日は、実家の引っ越しでもありました。日中クラスだったため、手伝えなくて申し訳なかったけれど、引っ越し先の初日に泊まりにいきました。感慨深かったな。

父がマイホームをたてた20数年前から、家族6人+犬、猫、鳥で、わいわいがやがや毎日そこで寝て起きてご飯を食べ、テレビをみたり、犬の散歩をしたり、猫と昼寝したり、私たち兄弟がそれぞれ大学や専門学校で家をでるまで続いた。みんなそこそこ健康で平凡を絵に描いたようなと思っていたけれど、かなり変わっていたと気がついたのは家をでてから。まあ、同じお家なんてひとつもないんですものね。そしてみんなを見送って、母ひとりではあまりに広い家。彼女は一人で決心をする。

母が新しく住む場所は、欅並木がとても綺麗で、部屋からの見える景色も、なかなかよく風がとおり、いい感じがした。これからまた母の新しい人生がはじまる。きっと良いスタートだと思います。


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左可井
鎌倉の紅葉が、突然ぐんと色づいているのに気がついてはっとしました。いつのまに。油断してたらすごく綺麗な葉っぱたち。毎日みているようで、見えていなかったものがあるの?

この間の、ざんざんぶりの雨の日。時間がぽっかり空いた時に、なんとなく足の遠かった穴子丼の有名店「左可井」のことがうかんで、「今日だったらすいているかも」と、雨のなかお散歩がてらふらふらと歩いていってきました。なんと、お客さんは私だけ。ふふふ。いいのかなあ。ぜ、贅沢すぎです。雨だったからね。

おかみさんにおすすめをうかがったら、最近はじめられたお蕎麦だそう。もりそばと、小さい穴子丼のセットをいただきました。最近いらした板前さんが、麻布十番のおそばやさん更級堀井で何年も修行された方だそうで、材料も堀井さんと同じものだそうです。その若い板前さんは鎌倉でお店をだしたいのだけれど、でもなかなか高くて難しいので、まずこちらで出していただいてるんですよって。おかみさんの愛情や、懐の深さ、人のよさというか、でももちろんどこにだしても恥ずかしくない美味しいお蕎麦ですって胸をはっていらっしゃいました。お蕎麦には目がないのです私。相当美味しかったです。もちろん、名物の穴子丼も穴子がとてもふわふわで臭みがまったくなく、ごはんに混ぜてあるお漬け物ももう絶妙でした。夜もやっていらっしゃるようです。夜は予約するといいみたい。
食べること - -
自分だけの
なんだか急に冬が近づいてきたみたい。ひと雨ごとに寒くなりますね。

あたまにはどうぞ可愛いあったかいものを。
帽子作家黒田真琴さんの個展が、鎌倉Atelier Kika さんでもうすぐはじまります。この冬、自分のために待っていてくれるかもしれない帽子にぜひ会いにいってみてください。今回のテーマはFreely。いつも自由な気持ちを携えて欲しいという気持ちが込められているそうです。kikaさんで期間中に食べられる、個展のテーマのための特別なケーキも楽しみです。

2009 11/18(wed)~11/29(sun)
12:30pm~5:30pm
会期中無休

Atelier Kika +Cafe GRASS
鎌倉駅より京浜急行バス「鎌倉宮(大塔宮)」行き終点下車、大塔宮前

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煩悩いろいろ
夕方駅のホームでみた限られた空間からの夕焼けは、雲がぐんぐん動き、ピンクやオレンジのまだらが、美しかったです。電車の中から、西の空の向こうでなにかいいことがおこっているような、ぴかーっとした一筋の光をみて、得した気分。帰りはいつも、八幡宮の中を通って帰ってくるけれど、境内から見上げる澄んだ空気の夜空は、いつもよりもくっきりたくさんみえる星のせいで、ちょっと明るく見えました。

今、一番欲しいものは、翻訳こんにゃく。ドラえも〜ん。翻訳こんにゃくって味噌味があるの知っていました?

looploupeさんのブログに書いてあった、丸の内BRICK SQUAREにオープンの世界初のエシレ専門店「エシレ・メゾン デュ ブール」。いってみたい!あのエシレバターで作った焼き菓子が食べられるなんて、夢のようです。
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