あけましておめでとうございます
お正月は、晴れて気持ちのよい日が続きましたね。すがすがしい〜。
新年あけましておめでとうございます。

元旦が満月なんて、素敵でしたね。昨日のお月様は眩しいくらいでした。

今日、八幡様にお参りにいってきました。おみくじには、「運ははじめから身の内にある」と。奥深いです。
今年も良い年になりますね。きっとね。

お正月の箱根駅伝、今年も復路を沿道観戦しにいきました。藤沢あたり。
鎌倉に住む前からずーっと、毎年テレビでみていたのです。昔、駒沢大学のとなりに住んでいたことがあり、そのころまだ駒大はあまり強くなかったけれど、テレビの前で紫を応援していました。今は、近くを通るんだもの、見に行きますとも。
三浦しをんさんの「風が強く吹いている」を年末から読み始めていてもう止まらず、観戦時、選手を待っている間も時間を忘れてたったまま読むという状態。最後は号泣。。お正月からいったい何をしているんでしょう。ふふふ。

おともだちのブログに素敵な2010年宇宙の旅(12星座別)が載っていたのでした。楽しみな一年。軽やかにいきます!キラキラとね。










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つながっていくもの
母方のおばあちゃんは長野に住んでいて、私の中のおばあちゃん像は彼女でした。田舎のおばあちゃん。しわしわで、背が低く、ちょっと猫背で長野弁。朝から畑仕事をした後、お昼をたべてお昼寝をして、また午後の畑仕事。常に動いている働きもの。

おばあちゃんは、孫の私たちがとまりにくると、ハンバーグや、スパゲティーの洋食を作ってくれました。カロリーの高い、ちょっと油っぽい、昔ながらの味です。小学生の私は、田舎の大人っぽい食事に憧れていたけれど、せっかく私たちのことを思って作ってくれたおばあちゃんのことを思うと言えなかった。こどもながらに遠慮したりしてね。だから、おばあちゃんの味は洋食なんです。ナスのお味噌汁や、お盆のおやきや、食事後にみんなでお茶を飲む時の大量にでてくるお漬け物たち。夜の、ひんやりした台所の赤と白のつめたい床と、蛍光灯の色を思い出す。夜お腹がすいて、梨をむいてもらったこと。おばあちゃんの味は忘れないよ。

小さくなったおばあちゃんは、孫や曾孫にかこまれて穏やかな顔でした。悲しいけれど、賑やかでいろんな世代のいるいい時間でした。父のお墓参りもでき、素晴らしい時間をもらえてありがたかったです。

おばあちゃんが旅立った次の日、友達の赤ちゃんが生まれました。



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あるいち日
いい一日。

この一年がどんなふうになるかなあって、のんびり考えたり、友達のありがたさを思ったり。好きなことをお仕事にできて、伝えていきたいと思える事がある。みんなに、必ず宝物があるとおもうこと。

明るく、どんな時も光をみていたい。自分の中にあるものを、どんどん信じていこうと思います。つながっている力強さがあるから、進んでいける。ひとつ歳をとって、ひそかに誓うのでした。

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ひとすじ

誕生日、友達が虹がでたよってメールをくれました。ほんとうに綺麗な空だったんだそうです。綺麗な空をみたから、教えてあげたい。そんな気持ちが本当に嬉しい。空からも祝福されたようで、勝手にとっても嬉しかったなあ。その日はほんとうに楽しくて、幸せな気持ちでいっぱいの日でした。

この間、レストランで目の覚めるような思いをしました。美味しいのはもちろんだったのですが、シェフのプロ根性に頭が下がる思いでした。自分はプロとしてこんなふうにぎりぎりまで自分を追い込んでいる?いや、まだまだできていないと、はっとするような、目が覚めるような気持ちになるくらい美味しかったのです。すごいなあ。ひとさらひとさらが渾身のお料理たちでした。

デザートの牛蒡のシャーベットに、チーズのタルト、生姜のプリンに、苺のミルフィーユ、ハチミツのアイスに、ベリーのシャーベット。夢のようデス。


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もうすぐ
寒い一日でした。風がびゅうびゅうふいて、雲が流れていく。

キッチンのタイルにうつる光と影をぼんやりみていたら、その光線の感じが引っ越してきた時とそっくりで、急にそのときのことを思い出しました。もうすぐ鎌倉に引っ越してきて4年です。
そのときはまだ、もちろん鎌倉に知り合いもほとんどいなくて、自分もいまよりずっと閉じていて、なんだかそのときの自分をいじらしく、生々しく思い出しました。
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うっかり
ここにきてなんだかやっと、「スタート」な感じがするのは、私だけでしょうか。さらっとクリスマスやお正月が過ぎて、やっと自分が動き始めた感じがあります。朝眠くて眠くて、時間が許せばずーっと眠れるし(これは寒いからかな)。明日は日食ですね。

間違って録ったドラマを、うっかり見て大号泣。難病で少しずつ身体の機能が失われている彼が、彼女に会って「朝起きて、ああ、今日も生きていると思うんだ。髪に寝癖はついていないかな。ああよかった、きちんとした髪で君に会える。会えて嬉しい。また会いたい。」っいうところで。

朝起きて、「今日も楽しみな一日がはじまったな」って思えることって、嬉しいことです。
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ランデブー
太陽と月が出会う日。夕方、部分食がみられる地域もあるそうですね。いいお天気。

今朝は、辻和の網を出してもちをぷっくり焼き、醤油をたらして食べました。コンロの上に焼き網を乗せて焼くスタイルは、手軽だし、早くやけて気持ちがいい。漫画みたいに綺麗にやけます。そして、私はもちが好きなんです。このあいだ、なあやさんに教わったフライパンバターもちも、美味しかったなあ。

村椿菜文さんが、編集長をつとめる『マーガレットプレス』のウェブサイトが今日からスタートしました。新月のはじまりです。
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細い三日月
今日はとても細い三日月です。ぴかっと太陽が当たっているからなのか、空気が澄んでいるからか、普段はみえないはずの黒い部分もうっすらみえてる。それをみるのがとても好きです。月はいつも丸いし、太陽だっていつもあるのに、地球からの私が、満ちたち欠けたり近づいたり遠のいたりみえているだけ。向こうからしたら、こっちが近づいたり遠のいたりしていると思うのでしょう。

石井ゆかりさんの本「星読み」に、月のことについてこんなことが書いてありました。最近の学説によると、月はもともと地球の一部で、大昔大きな天体が地球にぶつかったとき、その衝撃で地球が吹き飛ばされたものがそのまま地球のまわりを回るようになったのが、月なのだと考えられているそうです。1日は24時間だけど、月がなかったら地球の自転は8時間ですむそう。毎日の24時間を暮らしているだけで月の影響をうけている私たちなのですね。

星占いをされる方たちからみて、「月」は「自分では気づかないような自分自身」を意味するそうです。かつて自分の一部であったもの、今は自分から切り離されてしまったけれど、常に影のようにそばにあっていつも自分の生活に見えない力を及ぼしている存在。





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真剣に考えてみた
今日は、作戦会議。たこ飯を土鍋でつくってみました。もちよりでみんながもってきてくれたおかずがとっても美味しくて、豪華なお昼に。

もういろいろ実行していく時代なんだな。なにかが進まないときは、自分の内側や状態を見極めてひとつづつクリアにしていくことなんだろうと思います。外からじゃないんですね。きっとね。そして、はじめるとヒントってやってくる。



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アナザーワールド 王国その4
あたたかい夜。春の夜みたいです。

やはり買ってしまった。噂をきいて、でも単行本がでてからって思っていたのにやはり我慢できなくて買った新潮。王国その4が全部載っています。よしもとばななさんの「王国」は大好きで、続きを楽しみにしているんです。

私は、読んでいる本で好きな箇所があるとすぐに角を折るくせがあります。上のときもあるし、気まぐれで下の角のときもある。王国は読むたび違う所ではっとするから、他の本より多分いっぱい折りがあります。前はここでぐっときたんだなって、ちょっとした記録になって面白い。好きな本は何度も何度も読むから、その足跡が本に残るのです。

いま、まだ読み始めで、まだこれからページを開けることが本当に幸せです。生きて新しいものを読める幸せ。本をよんでいるときは、遠い場所の風を感じることもできるし、空の感じを身体で感じることもできる。

この間見に行った、ミッシェルガンエレファントの映画で、いっぱいライブシーンがでてきたとき、その場所にいたから本当になんとも言えない気持ちになりました。その時の音圧、体温、ドキドキが今も生々しく身体に残っているから。映画がみたいんじゃないの、ライブがみたいんだ。これからもただ、彼らのライブにいきたいんだった、それはもう永遠に失われてしまったって愕然としました。行きたいライブはね、いったほうがいいなって思った。

人も、ライブも、本も今生きていてライブで会ったり、見に行ったり、新しいものを読めたりって本当に幸せなことなんだなって、しみじみ思った日でした。
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