ことばにする
お久しぶりです。奈良の日記も途中ですが(笑)、新しいキリンジの新譜が素敵で毎日聴いています。

今、少しホームページを書き直そうと思っていて、話すことが苦手な私には少し助走が必要なようです。貯めているところ。(いや、たくさん書いてもあとでごっそり削ることはあるから、結局シンプルなものになるんでしょうけれど)
現実的に動いたり、実行するのが好きなので、説明とか、自分のことを話すということがちょっと時間がかかるんですね。
でも、友人が直接的にや、間接的に伝えてくれる自分の印象というのはほんとうに嬉しくて、ことばにするってなんて嬉しいことなんだろうってやはり思うんです。

黒田真琴さんがブログで書いてくれたこと。
http://makotokuroda.com/blog/2010/08/post-237.html

他にも直接あって、こんなふうに思うよってさらっといってくれることが、私を勇気づけてくれるし、そうか!と目を覚まさせてくれます。自然に朽ちてくところを想像してくれたり、お気に入りのぬいぐるみをしっかりみせてくれたり、暖かいまなざして手をふってくれたり。ありがとう。

だから私も伝えていきたいし、他の人のことも伝えていこうと思うのです。


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奈良の旅(2)
奈良の旅、つづきもゆるゆると。
天河大辨財天社の向かいにある、素敵な民宿。「井頭」さん。

宿からの景色。朝。


これはお社の中から、鳥居方面を撮ったもの。実際にいかないとみられない景色でしょ。
こんなに山深く、美しい場所です。


弁財天の向かい側が気になってのぞきにいったら、小さなお寺の中に大きな銀杏の木。土地が豊かなんでしょうね。

天川とても綺麗な場所でした。きらきらしてた。


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奈良の旅(3)
天川から明日香に抜ける途中にある丹生川上神社下社。(にゅうかわかみじんじゃしもしゃ)
通りがかりだったけど、なんだか気になって。水の神様なんだそうです。わからないなりにも、なんだか綺麗なお水が周りにある感じでした。


クリアな感じ?

向かい側には川が流れています。

いけどもいけども目がよくなるくらいの緑。川の水がきれいです。

奈良にはたくさんのお寺や神社があるけれど、それは昔の人が自然の中にたくさんの神様をみたんだろうなと思う旅の途中でした。だって、神々しい景色。ただ、その場所にいて感謝の気持ちでいっぱいになるだけです。力がある場所というのは、力をもらえる場所という意味ではなくて、自分に向かい合える場所なんだろう。



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奈良の旅(4)
明日香。飛鳥時代。遠い記憶なのですが、なぜか中学のころ日本史のこの時代が好きでした。万葉集も好きで、関連の本を図書館で借りまくり、万葉集についてノートに書きだした覚えあり。もちろん、だんとつで古文は得意でした(今はまったくチンプンカンプン)。なんで、あのころあんなに情熱を燃やしていたのかわからない。。

というのを、明日香村についてから、急に思い出したんです。そりゃーびっくりです。忘れていましたとも。

明日香坐神社(あすかにいますじんじゃ)。こんもりしたおやま。


橿原神宮。雅な雰囲気。すべてがでかかった。明治神宮のイメージ。


好きだった場所。

明日香は、古墳だらけなはず。こんもりしたおやまがいっぱい。なだらかな丘陵地帯で、少し北海道の富良野あたりを思い出しました。空が広かったから。



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奈良の旅(5)
ここまでで、まだ2日目の昼。お昼にずーっといってみたかった「くるみの木」


この階段をのぼっていく。あたりは森みたい。


秋篠の森、「食の円居 なず菜」を窓の外から撮ってみました。
ランチの後、すっかり片付いて夜にむけて準備しているところなんじゃないかな。

お食事は前日までにご予約を。
「おかわりしていただけます」と出されたごはんがあまりに一口大で、いままでよそってもらったどのご飯の量よりも上品な盛り方で、思わず2度見してしまった。でも、どれも本当に丁寧で美味しいお皿でした。

食後はお約束の奈良公園ですよ。
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奈良の旅(6)
奈良、飽きてません(笑)?記録のためにしばしおつきあいを。


奈良の大仏殿。奈良の大仏のほうが、鎌倉の大仏よりでかい(3mくらい)。重さはおよそ倍だそうです。(鎌倉は中が空洞だからね)

どーん。

手の印の結び方も違い、仏様の種類もどうも違うようです。


二月堂からの景色は美しかった。見晴らしがいい。


遠くにいる鹿さん。囲まれたくないので遠巻きでぱちり。

急ぎ足。


奈良公園からほど近くにある通称「ならまち」。
素敵なお店が並びます。こちらはカナカナさん。夕闇がせまります。のんびりいいお店。




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奈良の旅(7)
すっかりロングになってしまった。。短い旅だったんですけれど。

最初に書いた奈良豆比古神社(ここ、まめひこじゃないみたい。ずひこ神社というようです失礼しました)の大楠の木。
ここも、おすすめされた場所でした。神社の後ろがすり鉢状にへこんでいて、そこからおそろしくでかい楠が。おおう。


写真でうまく撮れない。

一応寄ってみる。

トトロがいそうな、ちょっと驚くような空間でした。言葉にできない。まわりは住宅地ですし、タクシーの運転手さんも知らない場所だった。近くに般若寺があります。



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奈良、その後ちょっと大阪、京都
今回の旅のテーマは、「木に会い行く」と「カフェ」(え、そうだったの?)に結果的になりました。

奈良を離れて、京都に行く途中に、枚方のSEWING TABLE COFFEEへ。冬にしか訪れたことがなかったので、いつか夏の草原にいってみたくて。

アイス珈琲と、ロールケーキ。かっこいい器で。

草原には、鯨が泳いでいた。
草原に咲く、夾竹桃もみられた。ご主人のひくギターのぽろぽろも聴いた。あそこに吹く風はいつも特別。


そして、最後に京都。旅の終わりです。
写真は喫茶葦島。さきほどとは真逆の風景。くらくら。

でもどちらも珈琲が美味しかった。珈琲が好きなんですよ。私。(あ、知ってる?)

ということで、長らくおつきあいいただきありがとうございました。関西の旅(夏休み編)終わり!


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音楽の力
今日、クラムボンのライブに行ってきました。よみうりランド。8000人が野外の一つのステージ前にいるって結構圧巻。アルバム「2010」が本当によくて、大好きで何度も聴いていました。NOW!!!も、Ka-Ka-KaLMa!もかっこよかった。シカゴも。アンコールのSUPER☆STARの演出はかわいくてミラクルだったし、残暑もフォークロアの合唱も夏の永遠の思い出。17時開演でみんなにシャボン玉がくばられていたから、もうシャボン玉の洪水。いい風にふわふわまかれたシャボンの泡が幻想的で、暮れていく一日と夏を重ねた。
これから、また集中の日々に戻ります。音楽ありがとう。クラムボンありがとう。私は音楽からたくさんの集中と、エネルギーをもらっています。この秋、たくさん勉強するし、多くの人に会う事になるだろう。お仕事もこれまで以上の本気と、静けさをもって、向き合っていきます。


バイタルサインとNOW!!!(これは昔のフジロックのやつ)
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もひとつの音楽の力
勢いに任せて(笑)。もひとつ。
今日の情熱大陸がフラメンコギタリストの沖仁さんでした。

昔フラメンコをちょっと習っていたことがあり(ほんのちょぴっと)、踊りは自分があまりにフラメンコ顔でなかったためにすぐやめたのですが、あの自由な音楽と歌と踊りの組み合わせは大好き。今でも好きです。

ちょうどフラメンコに夢中だったころ(それはまだロルファーになるずっと前)、スペインから帰国されたばかりの沖仁さんが、いろんなところで演奏されていたのをちょうどみていたんですね。ちょうど同世代なもので、応援の気持ちもあり。サイゲンジさんや、畠山美由紀さんのライブにゲストで出ていたりしたのでなぜかライブで聴く事が多い。控えめで、スターぜんとしていないところも、演奏がはじまると突然とりつかれたかのように素晴らしい演奏をされるのも、今回のテレビでの沖仁さん、昔のままでした。

いや、昔のままじゃない!
なんかこう、全然違ったんです。ギターへの向き合い方も、フラメンコへの向き合い方も。髪が伸びていたとか、そんなことでなく大きな部分が。がーん。俺、がんばるよ(笑)。自分のペースで。負けないように。

今年スペインで初めて、スペイン人以外の人がフラメンコギターのコンクールで優勝されたとき、現地の方が満場一致で沖仁さんに決められたそうです。みんなが祝福していた。スペイン人の音楽評論家の方が、「だれよりもスペイン的だった。」と評されていましたが、これ、すごいことですよね。スペインらしさを愛しているからこそ言えること。日本におきかえても、なかなかできることじゃないんじゃないかな。フラメンコの自由さ、スペイン人の誇りを感じました。
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