あたたまる
今日は朝、自分のケアに恭子さんのところへ。ラベンダーのハーブボールでたっぷりあたたまり、ありがたかった。こんな寒い日だったから。いい時間だったなあ。トリートメントのあといただいたブレッド&サーカスさんのパンがあまりに美味しくて、ぜひ買いに行くぞと心に誓う。


今売っているブルータスが朝食特集で、どのページもとても楽しい。朝食みたいなご飯が大好きだから。

昨日美しい虹をみながら、空のことを思った。最近は、晴れも雨もくもりも風の日も、どの天気も好きだ。お天気を憂うのではなくて、そこにただ入っていく感じ。楽しむような。こんな風に思うようになったのは、大学で北海道にいってからだろうか。毎日ふる雪の中を歩いていると、雪と自分が一体化していくみたいになって、そこから自然も自分もそんなに変わらないなと思い始めてから。モードが違うだけだ。

もうすぐ雨の季節になる。今年は長靴を買おうかと思っています。雨に聞きたい曲もたくさんあるし。



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楽しくいこう

木曜日の夜は、ディモンシュで永井宏さんの「恋することについて答えを出そう」の刊行記念朗読会へ行きました。人がみっちりで、わくわくした熱気と、楽しく愉快な時間。すごかった!!!感想なんてうまく言えません。
もう、ほんとうに恥ずかしがって出し惜しみしている場合じゃないよ、内側でがーんがーんと、激しく鐘がなるようでした。おかえしは行動で、私も頑張ろう。もらったところに返すことはできない。自分のやり方で他の場所に伝えていくだけなんですよね。



facebookは、まだつくりはじめたばかりでこれから内容をちょっとずつ充実させていけたらいいなと思っています。ブログはこれからも日々のことについて、ゆっくり書いていきます。twitterは、なんてことない日々のことをちょっと(笑)。mihoko345です。

mahina pharmacyの水沢翠さんの「お星さまのくすり箱」新月の更新がされています。ちょうど朗読会が新月だったから、あの日以来自分のリズムがちょっと変わりはじめているような気がして面白い。http://www.mahinapharmacy.com/horoscope/2011/49.html



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朝日もごちそう
友達に「江ノ島で朝食をしませんか?」と誘われて川沿いのカフェへ。
テラスからは江ノ島がみえる。

いい風が吹いていた。旅人の彼女は次にいつ会えるかわからないけれど、会える時には会える。だって足があるから。生きているから。言葉にせずとも胸中に思うことは一緒だ。

今日はいろんなことの大切さを思う一日だったなあ。

ディモンシュのブログを読んで。http://cvdois.exblog.jp/ゆっくりお店の形が変わって新しい日々になっていくんだろう。先日の永井さんの朗読会だって、好意で場所を提供して、マスターも、ちかさんも黙々と美味しい珈琲をいれたり、ビールやジュースやあの空間をつくってくれていた。(ピンチはチャレンジ、ピンチはチャンス。いいことばだなあ。)地震のあともずっとお店をあけてくれていて、ほんとうにありがたかったから。これからもじゃんじゃんお店にいこうと思う。近いし。

さっき、テレビでベルリンフィルで指揮をする佐渡裕さんの映像をみた。指揮をみていたら、自然に涙がでた。音楽ってこんなにも胸をうつ。本番の前日に佐渡さんが言っていたこと。〜自信はある。それは、積み上げてきたものがあるから。そして、最悪の事態も考える。それに押しつぶされない強さをもたなければいけないから。〜
孤独と、努力と、情熱と、愛情がある。伝えたいことがある。人がなにか伝えるとき、伝わるときになにかが動くんだと思う。

すべてをあたりまえと思っていなかったか。
次にできることはなにか。
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どきどき
おはようございます。晴れてる!
プリンはしっかり目が好きです。

今日は夕方高山なおみさんと、原田郁子さんのお話会にいきます。
高山さんの料理の本をじっくりみながらレシピ通りにつくってから、料理をつくるということがどれけ楽しいのか、美味しくできたら嬉しいのかに気がついた。エッセイもずっと好きだったから、昨日の晩は遠足の前にたいにどきどきして眠りました。楽しみです。
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梅雨の日の会
昨日の夜は吉祥寺のキチムで高山なおみさんと、原田郁子さんのお話会「高山なおみの遠足」にいってきました。
〜地震以後、感じたこと、不安なこと、わからないこと、集まった人とでなにか対話できないか〜というテーマ。編集者の丹治さんが司会で、対談形式のおしゃべりと生の音楽、ちっちゃいお弁当つき 。水筒をもっていざ。

高山さんの言葉で印象的だったのが、(たまには料理で妥協することはない?という質問に)「私は一皿一皿を妥協できない。私はそうするしか、できない。」といっていたことだった。たぶん流れでの質問だったようにおもうけれど、そこはあの甘いやさしい声でも、きちっと訂正していた。そこがなんともすばらしかった。

郁子ちゃんは最後に歌をうたってくれました。最初みんなでらーららで「慈しみ深き」(たぶん結婚式でよく歌うあれ)をうたい、みんなフィッシュマンズが大好きだからと「いかれたbaby」を。最後に「銀河」を。銀河の途中で、トランジスタラジオの「うまくいえたことないやいやい」のところをくりかえす。清志郎さんのことを思った。

もともと行う事にきまっていた3月24日のキチムでのライブのときのことについてもお話してくれました。広くはない店内で、キャンドルのあかりの中、ピアノをひきながら、みんなの視線を背中にあびながらの演奏だった彼女は、「ああ、ほんとうに大変なことがおこってしまったんだな」と思ったそうです。あのころ、まだみんな緊張で不安でがちがち。計画停電中だったからお店も、電車もあまり動いていなくて明日もどうなるかわからない感じだったあの時の空気。

歌は、息をすって歌ってる。ライブはその場所のみんなの雰囲気を吸って身体に入れて声にだして歌うから、その大変さが強烈だったそうです。そして、からだはそんなふうに反応していくことも。

昨日の郁子ちゃんの声は、ほんとうにすばらしかった。
昨日は背中でどんなことを感じていたんだろうか。



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きもちのよい場所
最近、うれしい。じわじわと幸せな気持ちがあって、今がいいなあと思う瞬間がとても多いから。

クライアントさんの気がつく速度もどんどん早くなっているような気がする。

一見回り道のようにみえても、心地よい場所だと思うからだの重心をみつけるのは、本当の意味では自分しかできない。少し動けば軸はかわる。木みたいに風がふいたら揺れたらいいんだと思う。揺れる為には、大地で支える根っこの部分も大切になります。
今まで世界をながめるときにつかっていた、<めがね>はもしかしたらもう度があっていないこともあるのかもしれない。
シンプルで今、どんな感じなのかをみていくと、あ、そうか!とわかることもある。

毎日の中で、どんな小さなことでも好きだなと思うことを大切にみつめていくと、全然関係ないところではっと気がついたりするのではないかなーと、思います。

かなり抽象的な日記になりました。きょうはおしまい。






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おじいちゃんたちの背中
美味しかったなあ。

街の景色の中にずっとある、むかしからあるお店。下町の。
近所の人たちが、ふらりと入ってつかのまの時間を過ごす、日々の喫茶店。

に、行ってきました!お友達と。

朝食を食べに、浅草橋のモンシェルへ。サンドイッチのお店です。おじいちゃん二人でカウンターの中でスピーディーに作ってくれます。トーストしたパンでつくるいろんなサンドイッチ。サラダがこんもり一緒にお皿についています。
サンドイッチって、ふりかけるお塩がかならず添えてある。ハムエッグサンドと、アンバタサンドを二人で分けてたべました。朝の日々の風景。新聞を読んで珈琲をのんでいる人がいたり、お店のおじいちゃんとお天気のことを話す人がいたり。

おやつの時間には、錦糸町にあるお店、「トミィ」へ。友達が、大好きなお店。
佇まいがしぶい。

おじいちゃんが、銅板の上でじっくり焼いてくれるホットケーキのお店です。珈琲はサイフォン。
自転車できたおじさんが「おみやげ」のホットケーキを焼いてもらっている間、窓からみえる自転車の荷台にくくりつけたあった「だんごゼリー」の文字が気になっていた(いったいどんなものなんだろう。)窓の外には、白い猫が横切ったり、どこからかカラオケみたいな曲が聞こえる。窓の外の建物もずいぶん時間のたった色をしてる。ずっとここにあったお店。おじいちゃんは淡々とホットケーキを焼いてる。
ホットケーキはほんとうにおいしかった。ふんわりしていて、形がアバウトなのもとてもいい。ホットケーキはしあわせな色だ。

好きなことや、日々のなんてないことを話しながら、笑いながらあっという間に時間がたっていく。こういう楽しい時間がどんな時間よりも大切だなと思う。共通に好きなことが多くて、言葉にしなくても言葉にしてもしっくりくる彼女と会うのは、楽しいから。
おじいちゃんたちが、ずっと長い時間をかけて続けてきた日々がお店にしみこんでいて、私たちはその空気のなかできっと、どんどん落ち着いていったんです。

ギャラリーめぐりのお話はまた明日。





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それぞれが光
岩瑛加さん(言葉と植物)+鈴木健司さん(ペインティング)+吉田直嗣さん(陶)の異分野三人展「白昼夢」。馬喰町のart+eatで開かれています。それぞれの個性が、空間にいっぱい。岩韻気鵑料肝篭餽腓辰討い弔皸掬櫃気譴襦そして、目を覚まされるように思う。すごい才能だと思う。ある人が全力でいる姿は、だれかの胸をうつ。2011.6.7(火)〜6.24(土)まで開催されています。http://www.art-eat.com/

大和田いずみさんの個展にもおじゃましました。http://www.sakuranoki.co.jp/artists/i_ohwada/index_io.htm
http://www.sakuranoki.co.jp/ginza/index_ginzatopic.htm土曜日まででしたので、もう少しはやくお知らせしたらよかったです。色が美しくて、どこにもないいずみさんの世界でした。

レシピ本。どれも美味しそう。ベジラップつくって、海辺で食べたい。

表現をする人は、自分の身を削ってそれをみせてくれる。たとえ本人はひょうひょうとして見えたとしても。
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ほたるのひかり
蛍はすーっと光ってふわっと消える。その光は緑っぽい。

鎌倉宮の脇の道あたりで、ずっと前から自然の蛍をみることができるよと聞いていたのに、今日やっとはじめてみました。(八幡宮では放流されているものだから)
蛍って、日常の光の波長とだいぶ違うので、みるたびに感動する。自然にみられる環境が近くにあるということは、ありがたいことだなと思う。綺麗だもの。

今のテーマが見えてきた。というか、そういうことがしたかったということが言葉に浮上してきたみたい。テーマはいつも「自由」なんだけれど、そこにいくためのきっかけ。身体に真摯に向き合える環境をつくること。固定観念や、見た目や、今までいわれたこと、周りの目、自分の思い込みからも解放できるような時間を用意できるようになれたらいい。そして、自分の足ですがすがしく歩いてどんどん解放していってもらえたらうれしいです。
道のりはけわしい(笑)。

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鮮やかな緑のなかを通って
あずさの車窓から。

鎌倉駅から7時ころに横須賀線にのったときは、まだしっとりグレーの空だった。空気に水をいっぱい含んでいる。今にも降ってきそうな。八王子から「あずさ」にのって、トンネルをひとつくぐったあたりから窓から光が入ってきて、ぐんぐん空が明るくなって甲府につくころには、夏みたいな空でした。

甲府にはひと月に一度、ロルフィングをしにうかがっています。
乗ってしまえば着いてしまう気楽さでぐうぐう電車中は寝てしまうけど。途中にふと起きて、窓から見える山の美しさがまたうれしい。少し触れたら、いろいろ身体がうごいたり(普通動かしてっていっても難しいような動きが自然に)、身体の仕組みがわかったよといってくださったりして嬉しがっていました。

自然のなかに寄せては返す波があって、月のみちかけがあって、宇宙にもなにかの波があって、自分のなかにもそれがあることを、ちょっとだけ思い出してもらえたらいいなと思う。たまたま私には、そのツールがロルフィングだった。ということなんだろうな、と最近良く思う。
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