はじめてのしまなみ街道

10月になりましたね。

ひさしぶりの更新になりました。お元気でいらっしゃいますか。

 

先日、しまなみ街道へ、2泊3日の旅に行ってきました。遅い夏休みです。

瀬戸内しなまみ街道は全長70キロ、愛媛県の今治から、広島の尾道まで、瀬戸内の島々を結んだ橋を渡りながら、サイクリングやドライブを楽しめる道路です。

 

自治体でレンタサイクルを運営されていて。各地区にあるレンタサイクルターミナルであれば乗捨ても自由なんですよ。また、今治市内の一部のホテル・旅館等にも乗り捨て可能です。

 

旦那さんは、自転車で全部の走破をもくろんでいたのですが、私ははなから最初はバスで、途中からちょっと自転車にのる作戦。お天気があまり良くない予定の日もあり、さてどうなることか。

 

岡山までは新幹線。高松などに飛行機でいくのもいいかもしれませんね。

岡山から今治まで特急にのります。四国に入るととたんに見慣れない景色。旅の気分は高まります。

 

旦那さんは今治駅前でレンタサイクルを借りました。3日分。私はひとまずバスに乗り込みます。一日目の宿が大三島の真ん中あたりにある宿で、そこへはバスで行ける事がわかっているから。さっそく別行動です(ひどい)。

 

 

バスからの景色。この景色は長い橋の途中です。いい眺めだ〜。バス最高!!

 

今治からは、大島、伯方島(伯方の塩で有名ですね)、大三島と橋を渡っていきます。

バスですと1時間、自転車だと5時間くらい。バスに乗りながらも、これは、大変だと思いながら景色をみていました。もし私が最初から自転車にしていたら、早々心が折れそう。。今治から最初の島に行く来島海峡大橋がとても大変だそうですよ。橋は高い所にあるので、つねにまず橋のラインまでのぼらないといけないんです。島の中ももちろん起伏があります。だけど、自転車の達成感はありますよね。

 

 

 

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大山祗神社と村上海賊

 

大三島にある、大山祗神社です。

お宿の近くにあって、着いた時と、朝にももう一度参拝しました。古くから地元の方に大切にされてきたんだろうなという、きりりとしながら温かなおおらかな場所でした。

 

お宿の方もそうでしが、お人柄が穏やかですね。みなさんおおらか。

 

この旅の前に、和田竜さんの「村上海賊の娘」を1巻だけ読んで出かけました。大山祗神社は、作中にちょこっとでてくる鶴姫の伝説のある神社でした。しまなみ自体が、村上海軍のテリトリーそのものの場所でしたから、もしこれから行かれる方は読んで行くと楽しさ倍増かもしれません。行ってから読んでもまたよしです。私は2巻を帰りの新幹線で、3、4巻ももうすぐ読み終わってしまう。。旅に行くと、その土地とのつながりができるようで、今まで全然知らなかった場所なのに、突然親しみがわくところが面白いものだなあと思います。

舟で行くと、その島の入り組みや、山なのか、次の島なのかわからない。この複雑な海の要塞だったのでしょうね。

 

つづきます。次はやっと自転車にのりますよ。

 

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サイクリング日和

 

2日目、大三島の道の駅「しまなみの駅御島」のレンタサイクルターミナルで、ジャイアントのマウンテンバイクとヘルメットをかりいざ出発。

 

走り始めてすぐに、ぜんぜん漕げずなぜか心臓だけが疲れる。山道を自転車を引きながらのぼります。テンションが駄々下がり。。サドルが低すぎたんですね。サドルの高さのちょっとの違いで、疲れ方がぜんぜん違います。旅から帰って、自分の自転車のサドルも少し高くしちゃったくらい、身体への負担が違う。

 

大三島から生口島へは多々良大橋を通って行きます。ごきげんも治り、大きな橋を渡り、生口島へ。この島は島の外周がほとんど起伏がなく平らなので、気楽にサイクリングしたい人にはおすすめです。砂浜もあるし、多島美がすばらしい。静かで美しかった。

この日の夕方から夜から明日にかけて雨が降ってくる予報に変わり、瀬戸田の観光所にあるレンタサイクルターミナルで返して、因島へフェリーで移動しました。宿がとても変わった所にあったみたいで、フェリーの方に「余計なお世話かもしれませんが、このフェリーの降り場の周りには工業地帯なので本当になにも無いですが大丈夫ですか」と心配されました。


 

 

 

 

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旅の終点 尾道

 

最終日もフェリーで移動し、尾道へ。結婚した後、比較的早い時期にきたことがあります。何年前になるんだろう。上の写真はONOMICHI U2というかっこいい複合施設で、ホテルやカフェ、レストラン、ショップが倉庫を改装して作られていました。以前来た時にはなかったものです。

 

8時からカフェはやっているし、スペースがたくさんで椅子もいっぱい。のんびり港を眺めながら過ごすのもまた、素晴らしい時間でした。

 

 

素敵な本のお店にもよりました。古書と新書が半々で、音楽のCDもセレクトされておいてある静かなお店。

瀬戸内のピアノのCDを買って帰ってきました。

 

普段みない景色を眺めると、不思議な気持ちになります。

瀬戸内の穏やかな海とぽっかりある島たちは、私にはなじみの無いもので、もはや異国。

だけど、広島で育った旦那さんにとってはあたりまえの風景だったりもします。

 

 

 

 

 

 

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視点をかえてみる

 

日常にもどっています。これは先日食べたディモンシュのミルクティーパフェ。

限定だそうですよ。気になっているかたは急いでくださいね。

 

今日は海辺のお部屋でのセッションでした。

このお部屋にこられて、ここでセッションできて本当に幸せだなと、何度もあたまにほわんと浮かびました。

目の前は海で、水平線をみながら最期に整えていけるのは、それだけでたくさんの恩恵があります。

私もどんどんシンプルに、確信に迫っていけるようです。

 

何度かセッションをしておもうことには、人は大きな海の前では知らずのうちにオープンになるのかもしれないなということでした。

 

からだが少し動けるようになってくると、心も余裕がでてくる。

動きがほんの少しかわるだけで、周りの環境とも関わりがかわってきます。

思い込みが、少しほどけるだけでずっと楽になることがあるのかもしれませんね。

 

思い込みといえば。

 

先日、瀬戸内を旅したときに、最終日が雨でしたから、尾道で少しのんびりした時間を過ごしました。

本屋さんにいくと、1つ前の暮しの手帖83号が。

なぜかバックナンバーが置いてあったんですね。以前、実は本屋さんで手に取って読んだことのある号でした。時間もあるし、思わず買って、朝にいった素敵なカフェで読み込みました。

 

この号はひとつの記事がとても印象にのこっていました。

 

土井善晴さんの「汁飯香のお話」。

記事の最初に、日常の食事は「一汁一菜」でよい。ご飯と、具沢山のみそ汁と、お漬け物

 

ではじまる記事に、結構衝撃をうけたんです。一回料理の基本にかえろう。こういうふうにしたら、こういうふうに考えたら、お料理が楽になるんですよっていういわば迷っている人に送るお話です。だそうです。

 

テレビに映る立派な料理はハレの日のもので、本当に大切なのはケ、日常家庭のシンプルなごはんであるということを忘れないで。。という土井さんのお話から、この号に紙面がさかれ、次の号から連載が突如スタートしたんだそう。土井さんがこれを話すっていうことがみそなんだろと思うのですが、それはもう堂々と、それだけでよろしいやんと。

 

私も、こういうことをやりたいなあと思ったんです。この記事を読んでいて。

基本にかえろう。こんなふうに考えたら、こんなふうにしたら、身体をつかうのが楽になりますよ。身体と心が一緒になっていきますよっていうこと。

 

 

 

 

 

 

 

日々 - -
音について

 

今日は一日お天気でしたね。波がキラキラ跳ねていました。

お天気の日は、自転車で海辺のセッションルームまで行けるので、軽やかで嬉しいです。お仕事帰りに、海辺を自転車で走って稲村ケ崎まで温泉に入りにいくこともあります。

 

セッションのあとに、温泉に入ってから帰られるのもおすすめです。江の電で二駅先ですから。近い!

 

音について、なんとなく考えていた数日でした。音はパーソナルなものです。他の人がどんなふうに聞いているか、本当はわかりません。聞いているようできいていないときもあります。

 

きっかけは、先日みた「聲の形」という映画をみたから。アニメーションの映画です。いろんな涙がいっぱいでました。「でんでんむしのかなしみ」という絵本をふと思い出しました。なんらかの悲しみについてのこと。

 

映画を見終わって最初にでてきた感想は、こんな「音」の映画、今までみたことないなあ。ということ。それくらい「音」が特別でした。音楽というか音がとても親密に映画とあったように思います。(主題歌は映画とはまた別の問題)

 

聴覚障害の女の子、耳をふさいでまわりの音聞くのをやめてしまった男の子のお話ということももちろんあるのだろうと、帰ってから、音楽を担当されていた牛尾憲輔さんのインタビューも読みました。とてもコンセプチュアルに作られた作品だったことが改めてわかりました。

 

もし、少しでも見てみたいなと思っている方がいらっしゃるとしたら、映画館でご覧になるといいのではないかと思います。音に集中できるから。

 

ちなみに、一緒にいった旦那さんは音や音楽についてはまったく、なんにも感じなかったと言っていましたよ。まったく別の所に関心してはいましたが、私はその場所についてはあんまりでした。

 

只単に、私の好み、というだけかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

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美しい色と、手触り

 

こんばんは。今ロルフィングのクラスのために、都内に通っています。1つ前の記事を編集していたときに消えてしまい、お久しぶりの更新になりました。元気にしています。

とびとびでお休みが間に入る6日のワークショップは、全身にある神経について。

痛みも神経がおこすもの、心地よく感じることもまたそう。皮膚だけでなく、内臓にも、その間にも神経はいたるところにあって、いきている私たちの身体の一部、サポートをしてくれています。とても興味深いです。

 

クラスのお休みに、旦那さんに我がままをいって、レンタカーを借り、水戸と益子のドライブに連れて行ってもらいました。

茨城は小中高と青春を過ごした思い出の場所です。関東平野の平らなところだったなあ。

 

益子の展示に行くのが主な目的ではありましたが、以前からいってみたかった水戸の手前の赤塚にある「コジコジ」というカレー屋さんをめがけてまずは出発。

 

写真のカレーがお店のものです。とっても美味しかったですよ!お近くにお住まいの方が羨ましい。ランチの終わりの頃に到着したのですが、最期までずっと混んでいました。綺麗な色でしょう?お野菜がたっぷり、特にチキンのカレーが旨味があって辛くて、また食べたいな。

 

その後は、目的の益子にあるスターネットへ。カフェや、お洋服や雑貨のお店、展示スペース、美容室もあり静かで素敵な空間でした。岡山に住む、「マキマロ」の展示をみに。ご夫妻で染め、お洋服をつくり、自然の中で自分たちのペースで、暮らしていく。ご縁で岡山で出会ったご家族の暮らしほんとうに肩の力が抜けていて、いつも笑いに溢れ、自然で、ぜひ展示も見に行きたいと思っていました。ホームページもお持ちではないのです。

 

美しくて、手触りが気持ち良くてとても選べないけれど。

大切に着たい藍染めのシャツを一枚。大切に着ていこうと思います。

さっそく、翌日クラスに着ていったら、何人か人に褒められました。

 

マキマロさんの展示は、益子は16日まで。

東京のスターネットは、10月22日〜11月6日まで。

 

普段もスターネットと、夏椿さんにお洋服は置いてありますが、展示でたくさんの中から選ぶ楽しさは格別です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋ですね

 

pomponcakeさんのアップルパイです。

 

こんにちは。お久しぶりです。神経や血管の勉強も終わり、日常にもどってきました。網の目のようにはりめぐらされる私たちの身体のなかの不思議。一生探求し続けることになりそうです。

 

最近、クラスでロルファーの友人たちにあう機会があって、ある人は糖質制限をしていたり、ある人が断食をしていたりいろいろ、食について考えていました。

私の最近のブームはひとまずよく噛むこと。できれば80回くらい噛む。

私は一人で食事をすることが多いので、ゆっくり食事しようと思えばできるんですが、ついつい早く食べてしまうことに前から気がついていて、30回からはじめて、ちょっとどんな感じになるかチャレンジ中です。

少し前に「視点を変えてみる」という項目で、土井善治さんについてふれたことがありました。本がでて、興味深かったので、またこのことについては書いてみようと思います。

 

 

 

 

 

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ひとつの音楽

 

先日、歌手の畠山美由紀さんとピアノのharukanakamuraさん、ギター 坂ノ下典正さん、 トランペット鈴木雄大さんのライブに行きました。

畠山美由紀さんのことは、このブログでも何度も書いていますが、大学のころport of notesの音楽に出会って、美しい声に何度助けられたことか。何度も何度もライブに足を運びました。

いつも感激して、涙して帰ってくるのですが、今回のライブはまた今までのライブと違う味わいでした。

思い出すと、じーんと胸があたたかくなります。

 

希有な歌声の持ち主なだけに、歌手の宿命を背負っているように思う時があります。時に孤高さを感じるような時もあります。それが素敵なところでもありますが、今回のライブは、まさに4人の声や音が渾然一体となっていて、ひとつの大きなうねりのようで、こんな畠山さんのライブ、聞いた事ないなあって。心地よくて、包まれているようで。あの場所にいられてよかったなあと、幸せでした。

 

品川の教会でのライブ、今年は行く事ができませんが、きっと素晴らしいライブになるのではないかなと思います。このメンバーにプラス数人がプラスされてあの空間で、どんなことになるんだろうと今からわくわくします。ライブCDになるといいな。きっとなるのではないかと、密かに心待ちにしています。

 

 

 

 

 

 

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すこしだけ身体をうごかす

 

こんばんは。鳥取や岡山で大きな地震があったようです。ご無事でいらっしゃいましたか。

私も、友人たちが住んでいるので、連絡をとりました。地震はとても大きかったようです。被災の地域もありました。余震もあり、地鳴りもするそうで、大地がおさまってくれますようにと祈るばかりです。

 

大きな地震があると、以前の地震のことや、そのときの気持ちが思い出されたり、身体が固くなったりする事もありますよね。ニュースをみると、ドキドキすることも。

そんなときは、手のひらで身体にふれたり、軽くジャンプしてみたり、低音の声をだしてみたりすると、思っていたより身体が固まっていたなあということに気がつくかもしれません。そして、気がつくと身体は案外緩むので、ああ怖かったんだなあと知ってあげることもまた、役に立つかなと思います。おしくらまんじゅう的なものもいいですよ。固くなりやすいのは、案外、足の甲や肋骨、あごです。

 

最近、朝起きがけにラジオ体操をしています。別に音はつけませんが、なんとなく身体がおぼえているもので、途中抜けたっていいんです。子供の頃、なんでこんな簡単な運動をしなきゃいけないんだと思った方もいらっしゃるとおもいますけれど、今やるとね、案外、お、ここちょっと固いぞとか、こっちはOKなのにこっちがなぜか行きにくい、なんてことがあるかもしれません。5分もしないで終わりますから、おすすめです。

 

海辺のセッションルームで、ちょっと試みてみようかなと思う事があります。

クライアントさんからのご要望もあったので、早朝に軽いストレッチのクラスを近々はじめます。8時くらいから1時間くらいの小さな時間。また追ってこちらにも書いていきますね。あんまりむずかしくなく、ラジオ体操みたいなのをのんびりしたり、手のひらや足の裏をのびのび使って、深い部分を楽にしていったりするようなものです。

 

他にも、11月の末に楽しいイベントをひとつ、考えています。29日の予定です。こちらも追って御連絡しますね。お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

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