こんばんは。お久しぶりです。
すっかりのんびりしていたら、前の更新からひと月も経っていました。
私は元気にしています。皆さんはお元気ですか。
写真は石川直樹さんの「この星の光の地図を写す」という展示で撮ったもの。
旅をテーマに写真を撮り続けている方です。ちょっとやそっとの旅じゃなく、垂直方向にも、水平方向にもかなりの移動距離です。買った写真集を見ても心臓がキュッとなるような場所でテントが張られていたりします。
見に行った日がアーチストトークがあるという時だったみたいで、ぐるりと先に見てから、もう一度入口に戻り、200人くらいで展示会場でお話を聞きながら見みて回るというなかなかレアな経験をしました。
ズームは使わず、コダックの10枚入りのネガフィルムを使う。自分と相手や場所tの関係性、距離感を撮っているという話がとても印象に残っています。体を使って移動して、写真を撮り続けている人です。
その後、石川さんと、環royさんのトークイベントにも行く機会があって、何を話すかも決めていなかったみたいだし、二人ともあんまりにマイペースで、探り合いながら話が進んでいくし、共通点が一見なさそうでどうなるんだろうと結構ワクワクしながら聞いていました。
環さんのラップが途中さらりと始まって、初めて聞く生のラップは面白かった。環さんも行っていたけれど、ラップは録音されたものや、録画されたものを流してもあまり伝わらない。その場所のものだからっていう話がなかなか興味深かったです。
韻をふんでいく音のラインと、意味のライン、の交わり。
石川さんが話していた、「「写真を撮るときはどんどん自意識を排除したい。でも展示をするときはもちろん、色々考えなければいけないし、その葛藤の合間にいる感じずっと。」という話が耳に残っています。