SNSがなかったらなかった出会いだったなあと思ったいくつかのこと。いつもチェックしているわけでは全然ないのですけれど。
先日、林雅子さんの個展「ボーダーランド」を見に行きました。
友人のインスタグラムの投稿で個展の存在を知って。足を運んだ原動力は、「なんとなく」。
だけど、多分もう少し強い好奇心と、遠くに住む友人たちの心のこもったおすすめの言葉でした。
そこには、いろんなレイヤーがあって、スケール(縮尺)があった。
隕石のクローズアップと、山の稜線の類似について、初めましてのご本人に教えてもらった時、おう!っと、静かに感動しました。
展示を見てから、不在について、ずっと考えている。
心に残るいくつかの展示からは作品を通じて感じ、それをまた考えていくっていうことなのかなと思う。それは日常に続いていく。うまく言葉にはできないけど、曖昧なものを抱えながら生きていく。
そして、話はここで終わらず、その林さんのインスタグラムの投稿で知ったノンチャさんのお茶を鎌倉で飲みました。
鎌倉だし、行ってみようかって。旦那さんと。ノンチャさんの中国茶を何杯もいただいて、お話をしました。ノンチャさんともはじめまして。うちの旦那さんはすっかり中国茶の世界が面白かったらしく、翌日から会社にお湯とお茶っ葉を持って行って、差し湯をしながら飲んでいるらしい。人に会うことで日常が変わっていく。それが時にSNSの面白いところ。